潮干狩りといえば春ごろの4月~5月イメージがありますよね。それは、潮が遠くの方まで引くのがこの時期なのと貝が卵を産むために栄養をため込む時期もこの時期なので大きく美味しくなると言われています。

でも実は貝の産卵は秋にもあり、この時期も潮が引きさえすれば潮干狩りはできるのです。

この年2回もある貝の旬の時期、潮干狩りで採ってきたあさりはしっかりと砂抜きと塩抜きすることで格段に美味しくなりますよ!合わせて食べきれないあさりの保存方法もご紹介します。



あさりの砂抜きと塩抜きの違い

 

あさりの砂抜きと塩抜き・・なんだかややこしいですね。というか「一緒じゃないのか?」という疑問もあるかもですが、一緒ではありません。

  • 「砂抜き」→ あさりが含んでいる泥を抜く作業
  • 「塩抜き」→ あさりが含んでいる塩水を抜く作業

砂抜きをしないと「じゃりっ」と砂を噛むいやな食感がしてしまい、塩抜きしていないとあさりの中に塩水が含まれている状態なので調理したときにしょっぱくなってしまいます。

 

あさりの砂抜き

 

砂抜きに必要なもの

  • 海水と同じ塩分濃度の塩水(水500mlに塩大さじ1程度)20度前後がベスト
  • あさりを入れるバット(できればあさりが平らに並ぶようなもの)
  • 新聞紙もしくはアルミホイルなど蓋が出来るもの

 

あさりをバットに並べる

 

あさりを重ならないようにバットに並べます。

重なってしまうと上にいるあさりが吐いた砂を下のあさりが吸い込んでしまったり、充分に呼吸が出来ない、口を開こうとしても開けないなどの原因にもなります。

少し場所とりますが重ならなければOKです。

あさりの数が多い場合はバット何枚かに分けてやって見てください。ザルの下に水受けが付いているようなものだとあさりが吐いた砂をまた吸い込んでしまうことがないのでおすすめです。

 

あさりを塩水に浸す

 

作っておいた塩水(ちゃんと溶かしておいてください)を、あさりが水面から少し出るくらいの量を注ぎ入れ、上に空気穴をあけたアルミホイルをかぶせたり新聞紙で蓋をするなどして暗くしておきます。

あさりは暗いほうが安心してしっかり砂を吐いてくれます(呼吸するということです)

※水の温度は20度くらいがあさりが活発に砂を吐いてくれる温度になります。あまり低いと砂抜きに時間がかかってしまいます。

 

あさりの砂抜きは大体3~4時間程度で大丈夫ですが6時間くらい置くとより確実です。

「そんなに時間かけられないよ」という方は50度洗いがおすすめです。

 

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5分で砂抜き出来る50度洗いとは?

 

50度洗いとは50度のお湯を使ってあさりの砂抜きを行う方法です。5分~15分という短時間で砂抜きが出来るのですぐに夕食に使いたい場合にとても重宝します。

50度洗いのデメリット

まず短時間で砂抜きするので、砂抜きしきれない場合があります。わたしのやり方が悪かったのかも知れませんが、若干の「ジャリ・・」がありました。

この方法は通常の海水温度よりもかなり高い温度で砂抜きするため、あさりは今まで感じたことがない温度のなかで必死に命を守ろうと呼吸し、そのとき旨味も一緒に放出されてしまうと言われています。

・・が、私にはよく分からなかったというのが率直な感想です(^_^;)

 

50度洗いのやり方

 

あさりを50度のお湯(48度~52度くらい)でこすり洗いし、その後5分~15分程待って完了です。お湯が白く濁って砂も吐き出されているのでお水で洗ってから調理してください。

50度洗いをしたあさりは保存には向かないのですぐに使って下さいね。

 

お湯の温度は43度以下だと雑菌が繁殖しやすく、60度以上だと煮えてしまいます。50度のお湯の作り方は給湯器を50度に設定してそこから使うか、沸騰したお湯に同量の水を入れることで簡単に作ることが出来ます。

 

あさりの塩抜きは旨味を引き出す

 

「砂抜き」が終わったら次は「塩抜き」をします。砂抜き後のあさりは貝の中に塩水を含んでいる状態になるので、調理した時にしょっぱくなってしまいます。そこであさりの中の塩水を抜く「塩抜き」が必要になるんです。

塩抜きといってもあさりを水から完全にあげてしまえばいいので、砂抜きがおわったあさりをそのまま塩水からあげてしまうだけで大丈夫です。水を吐くので新聞紙を敷くなどの工夫はしてくださいね。

この塩抜きをすることであさりの旨味成分もアップします。水から上げられたあさりは酸欠になり、その過酷な状況に耐えることで持っている旨味成分が増幅されると言われています。

 

塩抜きは大体1時間もやれば十分です。時間をたくさん置いても効果はそれほど変わりません。

 

あさりの砂抜き&塩抜き後の保存は冷凍がおすすめ

 

あさりの砂抜きと塩抜きが終わって食べきれない分は冷凍保存がおすすめです。

軽く水分を拭き取ってからジップロックなどに入れ、なるべく中の空気を追い出してから冷凍庫に入れます。冷凍したあさりを使う時は解凍せずにそのまま使用してくださいね。

 

明日、明後日食べるなら濡らした新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存。2~3日で食べきってください。

 

あさりの砂抜き・塩抜きまとめ

あさりの砂抜きは

  • 海水と同じ塩分濃度の塩水(水500mlに塩大さじ1程度)
  • あさりが少し出るくらいの水量で温度は20度前後
  • 重ならないように並べる

あさりの塩抜きは

  • あさりを水から上げて1時間ほど放置
  • それによって旨味がアップ
  • 塩水が抜けてしょっぱくなくなる

 

あさりも美味しく食べようと思ったらほぼ半日かかってしまいますね(^_^;)

でもこの手間をかけた分、あさりは格段に美味しくなると思いますよ!

 

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