肌のくすみの原因はいくつかありますが、その一つに「糖化」というものがあります。鏡を見たときに肌色が少し黄はみ透明感がなく老けたと感じたら、糖化を疑いましょう。

糖化は肌のコゲとも言われていて、食品でも同じ現象が起こります。食パンをトーストすると表面がカリッとして茶色い焼き目がつきますよね?あの加熱によりコゲていく状態と同じことが肌にも起き、肌をくすませてしまうのです。

 

ここでは、そんな肌のくすみやハリを衰えさせる原因となる糖化のメカニズムについてをご説明していきます。



糖化の原因は糖質のとり過ぎ

 

糖化は肌老化3大原因の一つで、肌が「コゲる」原因。コゲるとは食品の焦げと同様に加熱によって表面が固くなり茶色くなってしまうことです。このコゲが肌に起きるとゴワついたり肌色がくすんで見えてしまいます。

■肌老化3大原因

  • 加齢(老化)
  • 酸化(サビ)
  • 糖化(コゲ)

 

糖化が起こる原因は摂りすぎた糖質が原因です。

糖質は摂取するとブドウ糖に分解されて脳と体のエネルギーとして使われるため、本来は糖質は摂取しなければならない大切な栄養素なのですが、摂りすぎてしまうとエネルギーとして使いきれず、あまった糖質は体温という熱によってタンパク質と結びつき、結果タンパク質が糖化されAGEsという物質に変化をします。

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糖化の影響は肌のくすみだけじゃない!

 

AGEsとは熱により糖とタンパク質が結びついて糖化することでできる物質のこと。AGEsが溜まるとタンパク質(細胞)が固くなるため、影響は肌のくすみや老化だけでなく脳梗塞や心筋梗塞、骨粗鬆症などの様々な病気の引き金になる可能性があります。

 

AGEsの発生は糖質のとり過ぎによるタンパク質の糖化だけでなく、食事からの摂取も原因の一つです。AGEsは唐揚げや焼き菓子のような「糖質+タンパク質」の食品が加熱されているものに多く、特に調理する温度が高温であるほど含有量が多くなります。

→→ 茹でる < 焼く < 揚げる

 

食品から摂取したAGEsのほとんどは体内で分解されますが、それでも約7%ほどは蓄積されます。揚げ物や焼き物など全く食べないのは厳しいので、なるべく体内に吸収させないようにするか抗糖化の作用がある食品などを一緒に摂ると、蓄積を防ぐことができます。

 

他にも、血糖値が高い状態が続くと、血中の糖がタンパク質と結びつきやすい状態になり、その分AGEsがたくさん作られてしまうことになるので、食事の食べ方や間食など気をつけなければなりません。

 

コラーゲンが機能低下して肌老化やくすみを引き起こす

 

肌にAGEsが溜まると、コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質の機能も低下して固くなり茶色に変色していきます。

コラーゲンは肌の弾力を維持してぷるんとした若々しい肌に必要不可欠、エラスチンはそのコラーゲンをつなぎとめてきちんと機能させるために重要な役割を担っています。この二つ物質が糖化によって機能が低下してしまうと、体温の熱によってコラーゲンが茶色く”コゲる”ために肌色がくすんで見えてしまいます。

 

機能が低下してコゲてしまったコラーゲンやエラスチンは時間と共に体内でアミノ酸に分解されるため自然に解消していきますが、糖化したコラーゲンは解消までに15年ほどかかると言われていて、気が遠くなります。

 

糖化を防いでくすみのない肌へ

 

糖質は体を動かすエネルギーになったり、脳の栄養源の素になる大切な栄養素でもありますが、摂りすぎてしまうと代謝できず体に蓄積されて糖化し、肌のくすみやゴワつきの原因になります。

 

肌を糖化させないためには糖質を摂りすぎないようにするだけじゃなく、摂取した糖質を体に吸収させないように食事のはじめに食物繊維を摂取したり、糖化させない(抗糖化)ための食品やサプリメントなどを取り入れたりなどの対策が必要になります。

 

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