酒粕は高タンパク低カロリーな発酵食品、しかも100種類以上の酵素をもっていることから注目を集めている食材です。

その効能は酒粕に含まれるたんぱく質や食物繊維によって余分な脂肪の蓄積を防ぎ排出させたり、豊富な栄養素による腸内環境の改善による美容や健康の効果だったりします。

酒粕は栄養分が豊富なため期待できる効能は多いですが、ここではダイエットや美容効果、さらに免疫の向上などの効能についてと、効果的に摂取できるおすすめレシピをご紹介します。



酒粕は発酵食品

 

酒粕はそもそも日本酒は発酵したもろみを搾ってろ過したあとに残ったもの。言い方はイマイチですが”搾りかす”です。

ですがじつは日本酒よりもずっと栄養価が高く、高タンパクな割に低カロリーな発酵食品。しかも酒粕が持つ酵素の数は100を超えるのだそうです。

 

酒粕の栄養について

酒粕の栄養や効能についてはいろいろ言われていますが、酒粕に含まれる栄養素で特筆すべきはたんぱく質、食物繊維、葉酸、亜鉛、ビタミンB群など。下の表の中で黄色く色をつけてあります。

一回の食事で補いたい摂取量と比較してみるとわかりやすいかなと思います。

 

酒粕に含まれる栄養成分表

 100gあたり  1食分の摂取目安
 エネルギー  227kcal  536~751kcal
 たんぱく質  14.9g  15~34g
 脂質  1.5g 13~20g
 炭水化物  23.8g  75~105g
 ビタミンB1  0.03mg  0.32mg
 ビタミンB2  0.26mg  0.36mg
 ビタミンB6  0.94mg  0.35mg
 ナイアシン  2mg  3.48mg
 葉酸  170µg  80µg
 パントテン酸  0.48mg  1.5mg
 ナトリウム  5mg  ~1000mg
 カリウム  28mg  833mg
 カルシウム  8mg  221mg
 マグネシウム  9mg  91.8mg
 リン  8mg  381mg
 鉄  0.8mg  3.49mg
 亜鉛  2.3mg  3mg
 銅  0.39mg  0.24mg
食物繊維  5.2g  5.7g~
アルコール 8.2g

※一食あたりの栄養の目安は、体重51キロまでの女性の1日の想定消費カロリーからデータ算出しています。

参考:カロリーSlism

 

酒粕の効果・効能について

 

酒粕は日本酒を作る前のもろみから発酵させているので発酵酵素を多く含んでいます。

100種類以上ある酵素で消化を助ける働きをしたり、美肌やダイエット、免疫強化などをサポート。酵素は体を温めて血流がよくする働きもあり、血行が良くなることで栄養が全身に行き渡りやすくもなります。

 

酒粕に含まれるたんぱく質やビタミンB群、亜鉛などは免疫力を向上させたり美容やダイエットなどに効果が期待できます。

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腸内環境の改善によるダイエットのサポート

酒粕は食物繊維が豊富に含まれているだけでなく、たんぱく質のなかにレジスタントプロテインという成分を含んでいます。

このレジスタントプロテインは、たんぱく質でありながらほとんど胃腸で分解されないという食物繊維のような特徴を持ち、腸内を移動しながらコレステロールなどの脂質を吸着して、そのまま体外へと排出

そのため肥満の抑制をサポートしたり、便が油分を含むことで排出されやすくなるなどの効果が期待できます。

 

腸内環境が良くなることで肌の調子も良くなり美肌・美容効果につながります。

 

美肌・美容効果

酒粕にはビタミンB6やビタミンB2も多く含まれています。

ビタミンB6はたんぱく質を代謝してアミノ酸に分解、体内で使いやすい形に合成する役割をもっているため、肌細胞の新陳代謝があがり、美肌効果もアップ。さらに生理前のイライラやだるさなどの症状(PMS)を緩和にも有効です。

 

ビタミンB2も美肌を保つのに必要なビタミン。糖質や脂質の代謝を高めエネルギーに変えることでダイエットをサポートしたり、肌のターンオーバー促進による美肌効果も期待できます。

酒粕にはアルブミンというメラニン色素を抑えてくれる成分も含まれていて、シミやソバカスの予防にも効果を発揮。ビタミンCと一緒に摂るとさらに効果的です。

 

免疫力アップ

腸内環境が改善されることでも免疫力が上がりますが、酒粕に含まれる亜鉛にも抗酸化作用や風邪を引きにくくする免疫アップ効果があります。

 

その他にもアレルギーの抑制や味覚を正常に保つ役割など、健康を保つために必要な機能の正常化をサポートしてくれます。

 

酒粕に含まれるパントテン酸も脂質やたんぱく質の代謝を手助けしたり、肥満予防や免疫力を向上させ健康や美肌を維持する役割を担っています。

 

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酒粕の摂取量や注意点について

 

酒粕にはアルコール分が含まれているため、摂取後の運転などは控えたほうがいいでしょう。アルコール分を熱で飛ばしてもいいですが、酒粕が持つ酵母菌は40度以上の熱をくわえると死滅してしまうと言われていて、栄養成分は残りますが効果は半減します。

また、酒粕に多く含まれる葉酸も調理によって失われやすいので、低温での調理かそのまま食べたほうが栄養を丸ごと摂取できます。

酒粕の摂取量は1日約50gほどを目安に夜に摂取するのがおすすめです

 

 

酒粕のおすすめレシピ

※ここのレシピのリンクはすべてクックパッドに飛びます

温める工程が入りますが、40度を超えない程度に温めれば酵素を壊さず効果的に酒粕を摂取できます。

 

バナナとヨーグルトの酒粕スムージー

バナナやはちみつが入って飲みやすいです。

腹持ちも良く、食前に飲めば食事量を減らすことができるため、ダイエット中におすすめです。


バナナとヨーグルトの酒粕スムージー

 

鍋一つで簡単♪酒粕で手作り甘酒

定番の甘酒。簡単に作れて甘さも自分で調節できるのがいいですね。

体が温まるので、寝る前に飲むことで入眠しやすくなります。夏はアイスで飲んでも◎。

鍋ひとつで簡単♪酒粕で手作り甘酒の作り方

 

まとめ

酒粕の効能は豊富な食物繊維とレジスタンスプロテインによって脂肪の吸収を防ぐことでのダイエットサポートと滑らかに便を排出させることによる便秘の予防。さらにアルブミンによってメラニンの生成を抑えることでシミ・ソバカスを防いで美白を促します。

その他にも免疫力が向上し健康にもいい影響を与えるなど効果は幅広いので、酒粕を上手に取り入れて美肌やダイエット、健康維持などに活かしていきたいですね。

 

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